片想いの牢獄で

漫画「片想いの牢獄で」のネタバレ結末まとめブログ。

片想いの牢獄で 4話ネタバレ 割れ鍋にスカート ミズタマ作

ミズタマ作 漫画短編集「片想いの牢獄で」の4話ネタバレ 割れ鍋にスカートのネタバレです。

男性恐怖症で、男だらけの終電で帰ってくるのが辛い女の子・夏帆の物語。

片想いの牢獄でのあらすじ 第4話


仕事が忙しく、毎日残業つづきでやむなく終電で帰ってきた夏帆は、自宅で不満をぶっちゃける。

「気持ち悪っ、男なんて嫌だ!」

夏帆は大の男嫌いで、密集した電車で男に囲まれて帰ってくるのがストレスになっていた。


そろそろ、ヤツが来る。


夏帆の住んでいるアパートの管理人が、なぜかいつも夏帆の帰りを見計らって様子を見に来ていた。

しかも、おいしそうな手作りのお料理つきで。

つややかな美しい黒髪に、女らしい服装をした管理人さんは「こんな遅くに女の子が帰ってくるなんて、心配で」と、夏帆のことをすごく気にかけていたのだった。



夏帆にとっては余計なお世話だし、「女性の格好をしている男性」が、遅くにやってくるほうが危ないんじゃないの?と逆にツッコミをいれる。

そう。管理人さんは見た目は完璧な美しい女性なのに、じつは男であった。



管理人の女子力に比べ、夏帆のほうがむしろ男らしい。悪い意味で。

がさつで、朝のゴミ出しも寝坊してできずに溜まっていくいっぽうのゴミ袋の山。

部屋はすでに汚部屋と化し、仕事が忙しいことを理由に料理一つできない。


夏帆は男嫌いとはいえ、さすがに仕事では普通に話すことができた。

内心では「嫌だな」と感じても、卒なく受け答えできる程度には上手にあしらえる。


夏帆の男性恐怖症は、もとはといえば母親が原因だった。

男に騙されて、その恨みつらみを娘にぶつけて育てた母親は、いつしか娘に「男なんて必要ない生き方」を押し付けるようになっていたのだ。



女の子らしくするなんて気持ち悪い、もっと男っぽく振る舞わなくちゃ。そうすれば、ママが喜んでくれる。

夏帆にかけられた「呪い」が、大人になっても「男嫌い」として残っていたのだった。

第4話の結末


取引先の営業さんから告白されてしまった夏帆は、「女にみられたくない」とパニックになり、自分が女性であることがうとましく部屋でワンピースをふっとばす。



告白から逃げてしまった夏帆を、営業さんが「返事がほしい」と自宅までつきとめて待ち伏せ。

ただでさえ男が怖いのに、ストーカーまがいのことをされて恐怖に怯える夏帆。



すかさず、「夏帆の姉ですけど」と現れた管理人さんが、事をまるくおさめてくれる。

そして夏帆に「どうして僕の部屋をノックしなかったんだ!」と、そのときだけは男性の口調に戻って叱る管理人さん。

管理人さんは優しい笑顔で、「女の子でいていいんだよ」と夏帆に言って・・・

第4話の感想


男が気持ち悪い、という夏帆には母親からの半ば精神的虐待?が原因で、本来は女性らしいところもあるひとでした。

幼いころにふわふわのスカートを履いていたのに、母親が髪を切らせ、男の子みたいな格好をすると「喜んでくれる」という理由で、わざと自分が男のようにふるまうことを呪いのように受け入れたのです。

幼少期の無意識の刷り込みって、すごいですよね・・・



でも、その「呪い」を解いてくれるひとが現れました。

管理人さんは女性の姿でいる男性ですが、夏帆に親身になって「女の子でもちゃんと愛される」と諭してくれるんです。



それですぐに夏帆が女の子らしくなるわけじゃありませんけれども、夏帆は自分が女の子でもいいんだ、と思えるきっかけになったのではないでしょうか。

短編なので、夏帆と管理人さんの恋?はまだまだこれから始まるのか、それとも始まらないまま終わってしまったのかわかりませんが、スッキリとした後味のお話でした。

 

 

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