片想いの牢獄で

漫画「片想いの牢獄で」のネタバレ結末まとめブログ。

ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜5巻ネタバレ 丘上あい

夫と瑠衣の浮気に気づかないまま、表面上だけは良い夫婦関係を保っている爽。

丘上あい先生の漫画「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」5巻では、爽の母親が毒親だったこと、そして「夫に裏切られている可哀想な妻」だったはずの爽もまた「裏切り者」だったという、読者の予想を裏切る展開が描かれています。


「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」5巻のネタバレ

爽の毒母の思い出

爽の母親は、精神病院に入院しており、時折訪ねていた。

 

子供の頃、失踪してしまった父に絶望し、精神の均衡を失った母親はその代償のように一人娘である爽を縛り付けた。

本気で好きだった「彼」と別れさせるために、「どちらが大事なの」と迫った母。


「さやちゃん、お遊戯会だね」


大人になった今、母の中で爽は「子供のまま」でおり、一番幸せだったころの記憶で精神の時を止めていた。

母の心が壊れないように、話を合わせる爽。

 

こんな状態の母親について、爽はカズに内緒にしていた。


爽の留守中に家に瑠衣を連れ込むカズ

カズは瑠衣にねだられて、爽の留守に瑠衣を自宅へ招き入れてしまった。

 

ふたりには「ルール」がある。

 

カズは妻とは絶対に、離婚しない。妻がどんなひとなのかも教えない。

瑠衣は、約束通りにカズを困らせるような要求は何一つしなかった。

 

「初めて会ったときから、欲しかったから」

雨の中、ずぶ濡れだった自分に手を差し伸べてくれた男性。

そして偶然、チートンで出会った爽の夫が「彼」だったこと・・・


瑠衣が帰ったのとほぼ同時に爽が帰宅し、ニアミスにカズは冷や汗をかいた。


爽が夫についた嘘と運命の人

会社で撮影場所の急な変更が必要になり、慌てて予約したイタリアンレストランへ向かう爽。

 

車の中で同僚から「結婚指輪をしないんですね」と話をふられ、爽は適当に答えたが、「結婚指輪をつけていない本当の理由」について考えた。

 

なくしたら困るから・・・というのは表向きの理由。

 

本当の理由は、高校のときに好きだった「運命の人」にどこかで再会したときのため。

夫はもちろん、そんな爽の本音なんて知らない。

 

そして、レストランでその「運命」が待っていたのだった。


5巻の感想

前回までのお話では、爽は夫と瑠衣に裏切られ放題「ちょっと鈍いんじゃないの」とイラつくほどの「裏切られた妻」というポジションでしたが、今回でその見方がガラッと変わりました。

 

爽には高校時代、母親によって無理やり別れさせられた「本当に好きな人」がいて、まだその人のことを忘れられなかった。

彼と会えないまま、カズと結婚はしたけれども「彼といつか再会できるかもしれない」という淡い期待を抱きながら、結婚指輪をつけずに暮らしていた・・・という「気持ちで夫を裏切っていた」という展開です。

 

そしてとうとう、運命の人である秋山に再会し、昔のときめきに胸を高ぶらせる爽の表情がカズに対するものとはまったく違っていましたね。

妻をうまく騙して楽しんでいたつもりのカズは、実は最初から裏切られていた・・・という流れになっていきそう。

 

澄ました顔で「優しい完璧な夫」を演じてきたカズが、爽が学生時代の元カレと再会した、と知ったらどんな顔をするのか見ものです。

あと、爽の母親のことは今までも小出しに出てきてはいましたが、夫に捨てられて娘に執着していた毒親で、今は精神崩壊して病院にいるということが判明しました。

 

爽はなぜか母のことをカズには打ち明けておらず、病院ではなく「母と買い物に行く」と嘘をついて出かけていましたね。

カズは爽が話したがらないから深入りしない、とは言いますが夫婦を10年やってて気づけなかったのかよ・・・と。

それだけ、この夫婦には「信頼関係」というものがなかったのかな、と感じます。

 

「母親じゃなくて女」を妻に求める男と、本当に好きな元カレとの再会を夢見つつ別の男と結婚した女。

 

夫婦、というよりも「夫婦ごっこ」をしている雰囲気です。

 

それにしても、『爽の裏切り』は予想外でしたね。

いい意味で、今回は読者が裏切られた形で、次回も俄然、楽しみになってきました。つぎの配信が待ちきれないです〜!

 

 

6巻のネタバレ

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