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愛の修羅 (漫画)6巻「愛の炎」最終回ネタバレ感想 ミツヤオミ

ミツヤオミ先生の漫画「愛の修羅」、とうとう最終回となってしまいました。

夫を奪った憎い女の娘である、あかりにありったけの憎悪をぶつけて虐待の限りを尽くしてきた虹子。

 

炎に包まれた屋敷の中にあかりと虹子が取り残され、極限の状況でふたりが選んだのは・・・

「読んでよかった!」と思えた、愛と感動のクライマックスです。

「愛の修羅」6巻「愛の炎」のネタバレ

燃え盛る屋敷向かうあかりと虹子

 

貢はあかりをかばって大怪我をし、屋敷の中で京子に看病されていた。

泣いてすがる京子は、勢い余ってランプを落とし、引火した炎であっという間に屋敷中に炎が広がった。

 

虹子は「汚らわしいガキ、今すぐ始末してやる!」とあかりへの虐待をつづけていたが、火事を見て娘が心配になり屋敷へ走る。

「貢!」と、同じくあかりも炎が取り巻く中へ飛び込んでいった。

 

貢と京子と合流し、幸い消防士に救助されたが、運悪くあかりと虹子のいた場所だけが天井から崩れ落ち、道が塞がれてしまう。

 

ふたりの女の対決!?

完全に分断され、ふたりきりになってしまったあかりと虹子。

虹子は瓦礫に足をはさまれ、今までしてきたことを謝るからお願い、とあかりに助けを求めた。

 

・・・走り去る、あかり。

 

「クソガキが!末代まで祟ってくれるわー!!」

あかりに見捨てられたと思い、さんざん罵る虹子だったが、あかりは「逃げ出した」わけではなかった。

テコの力で瓦礫を押し上げるために、木材を探して戻ってきたのだった。

 

さんざん、あかりをいじめ尽くしてきた虹子は、あかりが自分を助ける姿を見て悪ぶって笑った。

「長年いたぶりつづけた鬼」を葬り去る、絶好の機会だろうと。

 

炎の中で浄化される虹子の憎しみ!

 

本来であれば、憎んで当たり前なのかもしれない。

だが、あかりはおばのことを憎んではいなかった。

 

「おば様は鬼なんかじゃない」

 

一途に夫を愛し続けた、ただの『愛の病人』。

みずからも、愛した貢が京子と結婚して、その苦しみを味わってきたがゆえに、あかりには虹子の苦しみが理解できたのだ。

 

あふれる涙であかりを見つめながら、虹子は・・・

※感動のラストは、ぜひあなた自身で読んで見てください!

 

6巻の感想

虹子ママ〜〜〜〜(泣)!!!

 

おばから、理不尽な虐待といじめの地獄の日々を送ってきたあかりでしたが、一番身近で過ごしてきたからこそ、あかりは虹子の理解者でもあったんですね。

おそらくは、虹子自身も自分を裏切った夫、そしてあかりの母ではなく、関係のない娘を憎むことについて「正しいことではない」と気づいていたんでしょう。

 

それでも、「夫への愛」を証明しつづけるためには、ただ一人残されたあかりを憎むことしかなかった。

ほかの女に夫を取られてしまった本妻の意地、というのでしょうか。それが歪みきった形で、病的な虐待やいじめに走ったわけですが、あかりの言うように『愛の病人』と言えます。

 

心からひとりの男性を愛したがゆえに、「鬼」にならざるをえなかった女の哀しみが、虹子ママの最後からにじみ出ていました。

 

あれほどの鬼母だった虹子が、炎の中で憎しみを浄化してあかりと和解して去っていくさまは、本当に感動でした。

 

ヒロインはあかりですが、虹子ママは「もうひとりのヒロイン」です。

「おいしいお茶を飲みましょうね」と最後に笑った虹子・・・例の「雑巾絞り汁ティー」ではなく、本当のおばとのお茶会。

 

虹子ママ、いいひとやん (´Д⊂

 

京子との確執もなくなり、あかりも貢もみんなが幸せになって、読んだあと「本当にいいお話が読めたなあ」とほんわかした気持ちになりました。虹子ママに幸あれ・・・

  

 

 

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